クレジットカード審査落ちの原因究明には開示請求が必須です

物事にはメリットとデメリットがあり、それはごく自然な事です。メリットがあればデメリットもある、これはもう表裏一体と言っても過言ではありません。そして、審査に落ちた人が必ず行う必要のある事、それが信用情報の開示申請になります。

そして、この信用情報の開示請求を行う事によって審査落ちの原因を見つける事が可能になりますが、当然ながらこの開示請求にもメリットがあればデメリットもあります。

ただ、審査に落ちた原因さえ分かってしまえば、この原因を元に次の審査に向けて対策を行う事によって、100%では無いにしろ今後の審査に通る可能性が高くなるのも事実です。そこで、今回の記事では信用情報開示請求におけるメリットとデメリットについて解説します。

信用情報開示請求におけるメリット

この信用情報開示請求におけるメリットですが、現時点での自分の信用情報がどのように登録されているのか=現在の自分の立ち位置を把握する事が出来るようになります。

具体的には、信用情報に延滞情報は無いと思っていたにも関わらず支払い済みだったものが延滞情報として登録されていた、事故情報の登録期間内だったにも関わらず、すでに事故情報が削除されていたなどがあります。

特に、事故情報の登録期間は一応決められてはいますが、JICCやKSCの登録期間の条件に○○を超えない期間との記載があるように、必ずしもその期間だけ事故情報が登録されているという訳では無いのです。(ここ重要です)

これは、過去の事例の中でも一番多かった事で、信用情報の登録期間よりも短い期間で事故情報が削除されていたという事例がかなり多かった事からも明らかです。

そのため、過去にクレジットカードを含めた金融商品などで延滞や債務整理などの金融事故を起こしており、まだ信用情報の登録期間が経過していないという人であっても、一度信用情報の開示請求を行ってみて下さい。ひょっとしたら、すでに信用情報から事故情報が削除されているかも知れません。

と、このように、信用情報の開示請求では、今までの自分の思い込みを消してくれる事が多々あるためクレジットカード審査で落ちて困っている人は信用情報の開示請求を行って下さい。信用情報の中身を確認すれば今後のクレジットカード審査における対策を立てる事が可能になります。

信用情報開示請求におけるデメリット

信用情報開示請求におけるデメリットですが、開示請求を行うたびに500~1,000円の手数料が取られる、そして請求手続きに多少時間が掛かるという事になります。

とは言え、この手数料や時間などというものは今後クレジットカード審査に通るための対策を立てられるというメリットに比べれば大した問題では無いと思います。つまり、信用情報開示請求におけるデメリットは無いに等しいのではないでしょうか。

開示請求後の属性情報は上書きされるのか?について

個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行うためには、現在の住所や電話番号などの属性情報はもちろん、請求する信用情報機関によっては勤務先や運転免許証番号、さらには現住所以外の住所などの情報も記入しなければいけません。

そして、個人信用情報機関の信用情報には自分の住所や電話番号が登録されているため、この信用情報の開示請求によってこれら住所や電話番号が上書きされるのでは?と考えている人が少ななからずいるようです。

もっとも、過去に重大な延滞や債務整理などの金融事故を起こしており、それらの事故情報が登録されてから数年が経過している場合には、当時の住所や電話番号と現在の住所や電話番号が異なっている=属性情報が変更されているケースも考えられます。

そして、クレジットカード審査では金融事故を起こした当時の属性情報から複数の属性が変更されている場合、クレジットカード会社が信用情報を照合したとしてもパッと見金融事故を起こした本人と同一人物かどうかは分かりづらくなります。(変更された属性の内容にもよる)

ですので、過去に金融事故を起こした人にとっては、当時から複数の属性情報変更は審査に通るためには少なからず有効な手段になります。もちろん、どの属性情報が変更されたのかが重要である事は言うまでもありません。

信用情報の登録や削除は加盟している金融会社の役目です

例えば、過去に金融事故を起こしており、事故情報が信用情報に登録されている人が複数の属性情報を変更しました。ただ、念のため現在自分の信用情報がどのように登録されているのかを確認するために、個人信用情報機関へ信用情報の開示請求を行おうと考えました。

ただ、せっかく属性情報を変更したものの、信用情報の開示請求を行ったために現在の住所や電話番号などの属性が信用情報に上書きされてしまうのでは?と不安になる事も考えられます。

確かに、時間を掛けて自分の属性情報を変更したにも関わらず、それらの属性が信用情報に上書きされてしまえば、今まで属性の変更に掛かった時間が無駄になってしまいますから。

しかし、個人信用情報機関に登録されている信用情報の登録や削除を行う事が出来るのは、あくまで信用情報を登録した金融会社になります。つまり、信用情報の開示請求を行ったとしても 、それは金融会社に対して行ったものではないため開示請求によって信用情報が上書きされる事はありません。

もっとも、信用情報の開示請求は金融会社に対して行うものではないため、開示請求により自分の属性情報が上書きされる事はありません。

そこで、現在クレジットカード審査に落ちてどうしようか悩んでいる人は、その原因を確かめるためにも必ず信用情報の開示請求を行って下さい。信用情報の開示請求を行わない限り、自分の信用情報に何が登録されているのかは分からない=審査落ちの原因が分かりません。